鍼灸マッサージと聞いて、あなたはどんな施術をイメージしますか?
鍼・灸・マッサージは「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」という3つの異なる国家資格の保有者が行う施術の総称です。これらの資格を取得するには専門学校などで3年以上の課程を履修する必要がありますが、その内容は学校ごとに特色があります。また、学校の外でも多くの流派・団体がそれぞれ独自の手法を伝えているため、施術家の数だけやり方があるといっても過言ではないのが現状です。
当サロンの施術で重視する事柄をいくつか書き出してみます。
あなたの症状や(性格も含めた)体質に合った施術家を探す一助になれば幸いです。
AHQ鍼灸マッサージサロンが重視する3つのこと
丁寧なカウンセリングと分かりやすい説明を心がけます
お悩みの症状について、これまでの経過や原因と思われる出来事、そのほかにお持ちの病気や、生活習慣などに関する事柄を詳しくお聴きします。現代西洋医学と伝統的な東洋医学の両方の観点からあなたの身体の状態を把握します。
得られた情報はできるだけ専門用語を使わずに分かりやすい形で、必要に応じて資料も使ってお伝えします。
実際にお体に触れて得られる情報を重視します
「この症状にはこのツボ」と、決まったパターンの施術はしません(だいたいの傾向はあります)。実際にお体を触って状態を確認(触診)し、それに合わせた施術の方法をご提案します。
当サロンの初回の施術ではこの触診を兼ねたあん摩(マッサージ)に時間をかけます。あん摩自体が心地よく、深いリラックス効果が得られ、それだけで症状が改善する場合もあります。
一時的な改善だけでなく、根本的な健康を目指します
繁華街によくあるクイックマッサージ店などで施術を受けて楽になっても、家に帰ってこれまで通りの生活をするうちに元に戻ってしまう方が多いです。よい体の状態を維持し、さらに次の段階の健康を目指す発想が必要です。
初回から3回目くらいまでは、痛みや苦痛の緩和を主な目的とした施術を行います。症状がある程度軽快した後は、その状態を維持しつつ、根本的な体質を改善して本物の健康を取り戻すことが施術の目標になっていきます。
「初めての方へ」のページにも書いている通り、回数を重ねて通院していただく中で徐々に痛みや不調が再発しにくい体になっていくことの秘密がここにあります。
施術の流れ
予診票の記入
最初にあなたの体について基本的な事柄(持病やアレルギーの有無、生活習慣など)をご記入いただきます。一見、症状と無関係と思われる項目もあるかもしれませんが、可能な範囲で丁寧にお答えください。もちろん守秘義務がございますので、この内容が外部に漏れることは一切ありません。
カウンセリング
当日のお体の状態や、これまでの経緯などを細かくお聞きします。一見、症状と無関係と思われることをお尋ねするかもしれませんが、可能な範囲でお答えください。「こんなことは関係ないかも」と思われるような情報が原因の特定や施術に良い影響を与えるケースもあります。もちろんここでお話いただいた内容が外部に漏れることはありませんので、安心してお答えください。
触診・検査
お体を実際に触って、温かいか冷たいか、筋肉の緊張度合い、皮膚の質感など、また、症状に関連する反応が出ている部位を確認します。東洋医学の観点から、手首の脈、舌の色、お腹の緊張などから得られる情報も参考にします。また、痛みや不調の原因を特定するための簡単な検査を行う場合もあります。触られたくない場所があるなど、ご要望がありましたら遠慮なくおっしゃってください。
施術前の説明
カウンセリングと触診・検査から得られた情報と、これから行う施術についてご説明します。
- ・あなたの現在の体の状態
- ・痛みや不調の原因と考えられる事柄
- ・どんな施術をどんな目的で行うのか
- ・施術の効果を得られるまでの回数や期間
といった内容を、できるだけ簡単な言葉を使って丁寧にご説明いたします。もし分かりにくいことがあれば、遠慮なくご質問ください。
施術
カウンセリングと触診・検査から得られた情報に基づいて組み立てられたオーダーメイドの施術を行います。
その際、窮屈に感じる姿勢がある、実は痛がり・くすぐったがりなど、ご注文がありましたら遠慮なくおっしゃってください。臨機応変に対応させていただきます。
施術後の説明
どんな施術をどんな目的で行い、その結果どうなったのかを説明いたします。施術の効果を持続させるために家でできるセルフケアなども、必要な方にはお伝えいたします。ご不明な点、心配なことがあれば遠慮なくお尋ねください。
次回のご予約、お会計をして終了です。
*東洋鍼灸治療院やその他の施設での施術の際も、次回のご予約やお会計はその施設の受付ではなく、施術者(AHQ鍼灸マッサージサロン代表 土屋)と直接やり取りしてください。